すっかり寒くなりましたね。鉢花も植物の環境能力を上手に引き出して寒い冬をのりきり元気に育てたいものです。私たちが普段、園芸店などで目にする鉢物には原種があり、もともと自生している場所があります。その植物にもっとも適している環境をそのまま再現することはとても難しく、とても難しいことで、原産地では多年草として生き続ける植物も日本の寒さや霜、梅雨や高温多湿によりやがて枯れ、日本では一年草として扱われるものも多いのです。しかし、植物はある程度環境に適応していく能力をもっています。だからこそ、世界中の園芸植物を育て楽しむことが出来るのです。植物の生命力ってすごいですね。植物をうまく適応させるためには、急激な変化ではなく徐々に環境に慣らすことが大切です。それにはまず、その植物が元いた環境を調べましょう。園芸店では、戸外にあったか室内に置いてあったかも目安になりますよ。お店が閉店した後室内に取り込むことも多いのでお店の人に聞いてみましょう。冬の寒さを嫌う多年草草花も買ってきたばかりは室内に取り込むなどの保護も必要ですが霜よけや防風垣などの工夫により、だんだんと寒さに慣れてきて耐寒性も増してきます。日本の中でも地域や気候によって冬の外気温はかなり違ってきますが、ひと手間かけてきちんと管理してあげるとあなたの住んでいる土地のお庭やベランダで、鉢花が冬越しすることも出来ますよ。ただし、凍結にはくれぐれも注意しましょう。
1年目・・・
室内に取り込んで管理。暖かい日は外に出します。
夕方になったら室内に取り込むことを忘れないようにしましょう。
2年目・・・
株の状態を見ながら戸外で管理する期間を長くします。厳寒期は室内に置きましょう。
3年目・・・
戸外の南に面した軒下で管理。気温が特に下がった日だけ室内に取り込みます。
4年目・・・
戸外の南面で管理。木化した多年草は落葉するものもありますが、春には芽吹いてくるので水やりを忘れずに。
※室内は暖房の効いた部屋には置かないこと。急激な温度差にならないように注意しましょう。 |